大陸、上海での就業ビザは下りない!?
中国で留学して、そのあとに働きたいと言う人は多いと思う。
日本で働くのもいいが、中国で経験を積んで、そのあとに日本に帰って、
さらに中国関係の仕事を続ける人も少なくないと思う。
ただ、これは、世界共通だが、外国で働くには、
就業ビザ(Zビザ)というものが必要なのだ。
これは、中国でも例外ではない。
就業ビザなしで働くことは、不法就労となって、強制帰国になるだろう。
最悪の場合、中国で勉強して、
今後も中国でがんばって生きたいと思っているのに、
不法就労となって、一生中国で働けなくなる人もいるだろう。
では、必ず就業ビザを取ったらいいではないかと思うが、それがなかなか取れないのだ。
条件として、
・大学卒業
・就業経験2年以上
というものがある。
それをまず、クリアしていること。
そのほかにも、
・日本で働いていた経験と、中国で働く経験が合致していること
と言うものもある。ようは、
「日本で営業をしていた人が、中国で人事の仕事をしてはいけません。」
という感じなのだ。
日本で営業、中国でも営業であれば、就業ビザが取得しやすいらしい。
ただ、これらの情報は一般的に言われている情報にしか過ぎない。
高校を卒業してすぐに中国で働いて、ビザが下りている人もいるようだ。
では、どんな条件なのか?
それは、
「中国の、それぞれの地域の労働局のみぞ知る」
ということだ。
ここで、重要なのは、それぞれの地域ということ。
上海と北京では、条件が違うし、上海で就業ビザを取得しても、
北京では下りないということもあるようだ。
ひとつ共通していることは、
「賄賂」を払えば、就業ビザが下りると言うことくらいだろう。
これは確実だし、紛れも無い事実だ。
就業したいと思っている人は、
就業ビザで注意しなくていけない、もうひとつの点がある。
まず、会社側が内定を出して、
あなたがその会社に入社すると自分が決める。
そして、ほかの会社はすべて断る。
そのあとに、労働局に就業ビザの申請をする。
そしてそのときに、「就業ビザが下りるのか、下りないのか」が分かるのだ。
事前にあなたがビザが下りるか下りないかの調査はするだろう。
しかし、実際に申請してみないと分からない。
申請をして、「ビザが下りませんでした」
ということがある。
私はそれを経験した。
そうなってしまっては、ほかの内定すべて断っているので、
途方にくれてしまうかもしれない。
旅行ビザのLビザや、Fビザで働いている人もいるようだが、それはやめたほうがいい。
きちんと就業ビザを出してくれる会社で働くべきだ。
私は幸運なことに、内定をもらって一度断った会社に雇ってもらえたが。
中国で働く場合には、一番気をつける、気を使わなくてはいけないポイントだ。