レジ前には、必ずコンドーム
レジで並んでいる時間を利用して、レジ前にはガムや、乾電池などが並んでいる。
日本ではそんな感じだろう。
中国ではどうか？
中国では、コンドームなのだ。
スーパーに行ったら、コンドーム。
コンビニに行ったら、コンドーム。
薬局に行っても、コンドーム。
学生スーパーに行っても、コンドーム。
こんな感じで、レジ前には、必ずコンドームが並んでいる。
値段は日本よりも安いが、中国の物価からしてもあまり安いとはいえない。
製品も中国製はちょっと不安があるのか、競争できないのかわからないが、
大体は日本製の
「オカモト」
という品だ。
中国では、日本製は品質が高いと言うイメージがあって、製品名には日本語が使われている。
なぜこれだけレジ前にはコンドームが売られているのだろうか？
日本では、ちょっと奥のほうで、ひっそりと売られている。
ドンキホーテでは、日本一堂々と売っているような感じがするが、さすがにレジ前にはない。
中国ではひとりっこ政策が続いているので、子供を増やさないようにという意味があるのだと思う。
やはりそれが一番だろう。
しかし、それであっても、レジ前におく必要はない。
中国は日本に比べて、あけっぴろげなところがある。
ようは、あまり気にしないのだ。
日本人は、人の目をとても気にする。
でも、中国人はそんなこと気にしないのだ。
私はある実験をしてみた。
目の前で、20代の中国人女性がおもむろにコンドームをレジ前で購入した。
「この人は、恥ずかしいと思っているのだろうか？」
そんな疑問が出てきた。
なので、その20代女性をじっと見続けた。
見ていれば、その視線に気がつくはずだ。
その視線と、「ただ見ているだけ」と受け取るか、「この女白昼堂々コンドームを買ってるよ！」
と受け取るか、試したのだ。
その20代女性はコンドームをかごに入れたときから」スタートした。
前は込んでいるので、なかなか進まない。
その女性は、隠す様子もなくコンドームをかごに入れた。
なので、ずっと見続けを開始。
5秒経過、10秒経過、15秒経過、20秒経過、30秒、45秒、６０秒と経過していったが、
その20代女性は、恥ずかしいというそぶりを見せなかった。
「まあ、中国人はそんなものかもしれない」
あまり気にしないのだ。
それがいいところでも、悪いところでもあるが。
中国旅行の際には、ぜひ、ご確認を。